Rumi Rock 哲学

 

似合う着物、善し悪しについて

最初どう選んだら良いかわからない、何を着たら良いでしょうかというご質問を受ける事があります。

本を見れば、ネットにつなげばこういう時はこういう、紋がいくつとか帯結びは二重太鼓にとか、足袋の色とかきまりはありますが、何を自分が着たら良いかを選べる様になるにはそれとは違う事があるのです。

自分が何を着物に求めているか、そのものが自分と一体になれるかどうかを見極め判断する事です。

洋服だと何風にするかガイドブックは多く、また自分も何者か意識させられる社会なので簡単かもしれません。着物は「きもの美人」という人畜無害なイメージにながされ、格や価格以外、カラリングや文様の意味以外を語られる事は少ないと思います。初心者の人ほど、幸いな事に着物は人から頂く機会も多く、サイズに難があってもちょっとは袖を通して着てみて、鏡のなかの自分が光って見えたり立派になって見えたり、世俗から切り離れた感覚が自分にとって心地いいか、離れてない一続きになってたほうがいいか感じてみてください。

語り合える友達、みたいな着物やゆかたと暮らしていただけたらと思って製作しております。

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2006年「美庵39号」藝術出版社

 

 

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2007年「助六vol.6」 二玄社

 

今の着物の生産、流通状況ですと「きもの美人」といったイメージしかなかなかわきませんが、日本の歴史とともに、いろいろな着るもの「きもの」があったわけで、ヤンキーもコンサバも、レオンよりももっと悪、職種も丸出しだったと思います。

武将の甲冑デザイン、陣羽織のデザイン、小袖をまとった見返り美人、桃山から江戸時代にかけて残っている屏風絵をみるかぎり、今どんなファッションよりエキサイティングかもしれません。

先人にまけないよう、もらった着物やリサイクル着物の八掛を真っ赤に張り替えて、情熱を表現してみたり、現代的なテキスタイル生地を帯にしてみたり、フォーマットをいじらずできる面白い事はたくさんあります。

ロックは自由で、超絶な色柄季節組み合わせや高い素材を要求しません。気さくで話しかけやすい、年齢関係なく人生を楽しんでいる様子。そうした表現になっていればとてもうれしいです。

 

 

素材について

着物やゆかたの素材は歩いたり擦れたり、生地が裂けたりしないかとか、伸びないようにとか、洗いのとき縮みとか、重さや暑さ寒さ、皺や通気性など 要求されるスペックも感覚的で高度なものです。

デザインする上で、そうした全体の感覚で判断した素材を使っています。

ルミロックで使用しているほとんどの素材が昔ながらの豊田織機で織った、小幅の反物で、歩いたり電車に乗ったり、日常の動きについてくる、着心地の良い素材を考え使用しております。手に持った時の感触を第一に考えたいです。

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▼和紙
指定外繊維(和紙)54%綿46%
縦糸が木綿、横糸に和紙をつかった浴衣用生地です。
工業的に作った糸ですが、パルプレーヨンとは手触りが異なります。
軽さやさらっとしている感じは紙布織に近く、夏にもってこいの素材です。

 

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▼ソイビーン
綿85%レーヨン15%
とろみと縮みのある、オフホワイトの生地です。
大豆プロティンによるタンパク質系の繊維が混紡されていて、独特の暖かみのある手触り感が特徴です。

 

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▼ラメストライプ
綿87%ポリエステル7%キュプラ6%
ラメ入りフィルム箔がきらきらとキレイ!
張りのある生地です。
シャキッとした装いにはぴったり。

 

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▼綿麻滝生地
綿85%麻15%
縦に透け感があり、太糸が入っている生地です。
染まったときに、太糸と細糸の違いによる微妙な濃淡に味があります。
しっかりした生地で肌離れもよく、
洗濯も手洗い+軽く糊付けされると生地の腰もある程度保たれ、数年間は快適な着心地を保ちます。

 

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▼綿麻スラブ生地
綿85%麻15%
縦横にスラブ糸(太い糸が絣状に)が入っていて、透け感に清涼感があります。
繊細な柄表現が似合う生地です。
白地が特に美しい。
張りのある生地で、洗濯も手洗い+軽く糊付けされると生地の腰もある程度保たれ、数年間は快適な着心地を保ちます。

 

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▼綿紅梅
綿100%
格子状に太い糸が入った織り方です。
特に横方向の腰が綿100%の中では特徴で、一度水通しして縮ませると、ある程度以上縮みにくい性質です。

 

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▼スーピマ木綿(35ミリ超繊維)
綿100%

 

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▼カラムシ
綿100%

 

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▼綿麻縮(手しぼ)
綿70%麻30%
縒りのかかった糸を使い、見た目は近江縮のような、味のある生地です。
スチームアイロンでぐっと圧力をかけると伸びるくらいの張力ですが、 手洗いのあとは軽くしぼってそのまま干して、 寸法が縮みすぎたらかるくアイロンかけて伸ばしてお使いください。
生地も薄い生成り色、存在感のある生地です。
元々は捺染加工のための生地でした。
注染加工による染めは、多分RumiRockゆかたが初めてかと思います。
少々懐かしい雰囲気に染め上がりました。
夏着物としてお召しになるのも良いでしょう。
素肌にまとうと、「通」の気分です。
どうぞ着こなしてください。

 

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▼備長炭入り
綿75%レーヨン15%
レーヨンというのは、グレーの部分の炭の糸の配合率になります。
染料で染めた色ではありません。
消臭効果もあるといわれる備長炭を練り込んであります。
生地幅も広めになっていますので、裄の長い方、身長のある方にもおすすめです。

 

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▼コーマ
綿100%
コーミング(combing=櫛通し)と呼ばれる、コーマ通しの加工を丹念に行うことで、綿花の中のまだ未成熟の部分を取り除き、良質な部分だけで糸を仕上げる方法です。
ざっくりした手ぬぐい生地と比べ、すべすべした印象のある生地です。
柄もシャープに染まります。
平織りの洗いざらしが気持いい生地です。
リラックスしたいときはこのゆかたがベスト。

 

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▼からみ織り
綿100%
レースっぽく、透け感があります。
しっかりした麻15%混紡の綿生地です。
チェック風で、夏に最適な素材です。

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