※反物のみでのご購入も可能です◎※新作ゆかた受注会でもご覧いただけます
機せずして、今年はNHK大河ドラマは、アトリエのあるここ吉原から始まる「べらぼう」、蔦屋重三郎が主役となりました。
絵師にとっては馴染み深い、歌麿や北斎、写楽らと仕事をしていた版元蔦重は、平賀源内や山東京伝などの文化人や、武家の小説家を引き立て、数々の出版をされていきました。
庶民文化の花が開きます。
蔦重が生きた時代は約50年ほど、世界ではなにがおきていたのでしょうか。
イギリスでは産業革命がおき、オスマン帝国がヨーロッパ各国の勢いに押され小さくなっていく。
アメリカはフランスとイギリスが戦い、イギリスが勝ち、そして独立していく。
フランスでは革命が起き、王位が廃され、ナポレオンが皇帝になる。
ベンジャミンフランクリンが避雷針を発明する。
そんな激動の世界、18世紀後半でした。
幕府はそうした世界の情報はつかんでようで、どの国と交易するべきか難しい選択をしていったんだと思います。
日本では写楽が、歌麿が、役者絵や春画を書いていました。
小説も大流行り。なんと贅沢で、洒落たことでしょう。
2025年は ルミロックという名前がついて20年目になります。
「Edo meets Rock!」の旗印は
これからも気負わずに、制作していくことができたらと思います。
着物でお出かけ。さらにアクティブに、食べて遊んで、
皆様方もどうぞ素敵な時間をお過ごしください。
歌舞伎の人気演目「不破」は、劇作家・鶴屋南北の代表作「浮世柄比翼稲妻(うきよの がら ひよくの いなずま)」の一場面です。舞台は吉原の仲之町。東西の花道から現れるのは、豪快な暴れん坊「不破伴左衛門(ふわ はんざえもん)」と、色男「名古屋山三(なごや さんぞう)」です。
不破は、黒地に雲と雷(いかずち)模様の着物。対する名古屋は、浅葱色(薄い水色)に雨と濡れ燕模様の着物。編み笠で顔を隠しながらも、互いを牽制し合い、やがて刀の鞘がぶつかり合う緊迫の瞬間が訪れます。
「無礼者!」 二人の間で繰り広げられる激しい口論、そして始まるであろう喧嘩こそが、この演目の最大の見どころです。
このゆかたでは、二人の印象的な着物柄を組み合わせました。人気役者同士が火花を散らす、あの名場面の興奮を、ぜひ身に纏ってください。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の怪談で名高い「耳なし芳一」は、安徳天皇と平家一門を祀る阿弥陀寺(現在の赤間神宮)を舞台とした物語です。
物語の主人公は、盲目の琵琶法師・芳一。壇ノ浦の合戦の様子を語る彼の琵琶の音色は、鬼神さえも涙を流すと評判でした。ある夜、芳一は平家の亡霊に招かれ、彼らの前で琵琶を演奏します。しかし、住職が芳一の体に書いたお経が耳に書かれていなかったため、芳一は耳を亡霊に引きちぎられてしまいます。
小泉八雲は、江戸時代後期(1782年刊行)の読本『臥遊奇談』に収録された「琵琶秘曲泣幽霊」を参考にこの物語を執筆しました。元となった読本も蔦重の生きた時代に刊行されたものでした。
産業革命の幕開けとなった18世紀のイギリス。
蒸気機関の開発により、人類は新たなエネルギーを手に入れました。
二酸化ケイ素(SiO2)が結晶化したクォーツは、水晶やアメジスト、オパールなど、様々な美しい姿を見せます。
産業革命の時代、人々は植民地に眠る資源、石炭やダイヤモンドなどを積極的に採掘し、活用していきました。
地中深く眠っていた鉱物たち。
その輝きは、掘り起こされる前から秘められていたのです。
ナポレオンの妻、ジョゼフィーヌはバラをこよなく愛した女性でした。彼女は世界中のバラを集めることに情熱を注ぎ、植物画家にバラの絵を描かせ、広大なバラ園を造らせました。これらの出来事は18世紀後半に起こりました。
フランス宮廷の栄華が失われた後も、ナポレオンは皇帝としてその富を受け継ぎました。近代の幕開けと贅沢な文化が融合した時代、ふっくらと咲き誇るバラに囲まれた生活は、どれほど華やかで豊かなものだったのでしょうか。
反物について
ルミロックの注染ゆかたは、木綿や麻の天然繊維でできています。約38センチの幅の反物は、静岡県や愛知県の産地で生産した浴衣用の反物です。全ての柄は、男女ともにお作りすることができます。 定番お仕立てサイズも女子で5タイプ、男子で5タイプご用意。そして、マイサイズ対応で1反で作れるのは、最大で男子で約190センチ、女子で175センチくらいの方まで対応(裄は、72センチくらいまで。ヒップは、120センチくらいまで)。 また反物でも販売しておりますので、ご自身でお仕立てや、お知り合いの和裁士の方にお願いして仕立ててもよろしいかと思います。
商品についてのお問い合わせはこちらからどうぞ。
info@rumirock.com