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What is Rumi Rock

Rumi Rock Images

2005年にスタートしたRUMIX DESIGN STUDIOのオリジナル浴衣ブランド「RumiRock」。あるときは江戸っぽい粋や洒落、あるときはお伽噺や物語の世界を織り込みつつ、ストリート ファッションの要素を取り入れたデザインを「ゆかた」という完成されたフォルムに集約させています。自社アトリエで彫った型紙を、伝統的な注染や長板染め の技法を用い、着心地の良い国産の生地に染めています。

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” RumiRock ” is a yukata brand created by RUMIX DESIGN STUDIO started in 2005 .Design of ” RumiRock ” contains spirituality of the Edo period , street fashion , the elements of the fairy tale .

We carved the stencil papers for dyeing by themselves and dyed fine Japanese fabrics in the traditional technique .

Welcome Ajito

ajito1

Rumi Rock Agito

こんなところです

ロックがある生活 東京の西半分の上半分、ここ台東区千束は「奥浅草」ともよばれ、最大の遊郭「新吉原」が繁栄していたところです。

広尾、中目黒、恵比寿と情報量の多い場所から、記憶と情緒の街に引っ越して製作と運営に生活がシフトしてきたのです。
着物といわず、布にデザイン加工をするのは広さが必要で、野生を解き放ち自由に物づくりができる環境がなによりも優先しました。

ルミロックにとってデザインは、
ただ美しいとか新しいでは収まりません。
到達する世界観が大事なのです。

いろいろの事は落語界から学びました。
昔、子供の頃にテレビで見た名人、三遊亭円生の「死神」の落語は鮮烈で、後の新作落語好きにつながっていきます。
落語界は師匠と弟子で育むシステム。

コンテンツの取り扱いなど旧日本が持っていた、
「切磋琢磨と継続の方法」が詰まっています。
伝統芸能という枠に押し込めるのはまことにもったいない、現在進行形の事象なのです。

ゆかたも同じ。着物も同じなのです。

肉体はつねに現在の物です。古典があり新作がある。
演者の肉体を通して、通じる表現となる。
見るひとへ、着る人へソフトを表出する手段として成立する物だと思っています。創出する大事な場としてアジトがあります。アジト開放日もありますのでどうぞ遊びにきてください。

ここで描いてます。

アップルコンピュータとアドビのフォトショップ&イラストレータの組み合わせは、1991年からですからかれこれ32年。

最初になけなしの、OL生活で貯めた資金を投入し一式200万で買った時のドキドキを今でも忘れません。

図案製作は手書きの時代入れるとプラス2年。

今でも最初は手書きで紙で考え、シミュレーション大きさ配色をデジタルで行っています。

図案自体は、巧くなったような気がしてますがそれは錯覚で、最初のパッションの方が生きがあってよかったり。

なかなか一筋縄ではいきません。

cockpit
rock-life

Rockのある生活

これらがルミロックを生成しています。愛する物に囲まれた生活。

  1. 清田益章さんから頂いた、スプーン
    ゆかたの文様にと、お願いいたしました。幅広い見識とニュートラルな立場がすごいとおもいます。

  2. 辻村寿三郎さんの、人形の原型
    これはゆかたの仕事の中で、私の手元に来ている物です。
    「新八犬伝」人形劇大ファンからすると夢のよう。

  3. 鯨の帯留め
    むかし父親からもらったもの。
    父親は戦後すぐ極洋捕鯨につとめていて、その際に鯨の歯でつくったものだとか。
    家宝です。


  4. 小さいころから本は好きで、読書は大事な時間です。

  5. 昔のMac
    8ビットとか。リサとか。誰もわかりませんね。
    図案を描く前から、キャノンが代理店の頃から欲しくてほしくて。
    Macやフォトショップがなければこのように図案は書けなかったかもしれません。
    ありがとうジョブズ。

Rumi Rock 哲学

似合う着物、善し悪しについて

最初どう選んだら良いかわからない、何を着たら良いでしょうかというご質問を受ける事があります。

本を見れば、ネットにつなげばこういう時はこういう、紋がいくつとか帯結びは二重太鼓にとか、足袋の色とかきまりはありますが、
何を自分が着たら良いかを選べる様になるにはそれとは違う事があるのです。

自分が何を着物に求めているか、そのものが自分と一体になれるかどうかを見極め判断する事です。

洋服だと何風にするかガイドブックは多く、また自分も何者か意識させられる社会なので簡単かもしれません。
着物は「きもの美人」という人畜無害なイメージにながされ、格や価格以外、カラリングや文様の意味以外を語られる事は少ないと思います。
初心者の人ほど、幸いな事に着物は人から頂く機会も多く、サイズに難があってもちょっとは袖を通して着てみて、鏡のなかの自分が光って見えたり立派になって見えたり、世俗から切り離れた感覚が自分にとって心地いいか、離れてない一続きになってたほうがいいか感じてみてください。

語り合える友達、みたいな着物やゆかたと暮らしていただけたらと思って製作しております。

bian 2006年「美庵39号」藝術出版社
sukeroku 2007年「助六vol.6」 二玄社

今の着物の生産、流通状況ですと「きもの美人」といったイメージしかなかなかわきませんが、日本の歴史とともに、いろいろな着るもの「きもの」があったわけで、ヤンキーもコンサバも、レオンよりももっと悪、職種も丸出しだったと思います。

武将の甲冑デザイン、陣羽織のデザイン、小袖をまとった見返り美人、桃山から江戸時代にかけて残っている屏風絵をみるかぎり、今どんなファッションよりエキサイティングかもしれません。

先人にまけないよう、もらった着物やリサイクル着物の八掛を真っ赤に張り替えて、情熱を表現してみたり、現代的なテキスタイル生地を帯にしてみたり、フォーマットをいじらずできる面白い事はたくさんあります。

ロックは自由で、超絶な色柄季節組み合わせや高い素材を要求しません。気さくで話しかけやすい、年齢関係なく人生を楽しんでいる様子。 そうした表現になっていればとてもうれしいです。

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