

この小紋は、1960年代から80年代にかけての、母のジャケットのツイード生地のレトロな感覚を着物の柄にしたものです。
その当時、この素材はよく使われており、マニッシュな色、かわいい色、ラメが入ったもの、少しガサガサっとしたものなどがありました。 その豊富なツイード生地の中から、柄をピックアップしています。
そこに重ねたのは更紗(さらさ)の文様です。 インドネシア系の、優雅で伸びのある構図の中に、そっとウサギが見え隠れしています。
素材は格子の地模様が美しさを際立たせる、ポリエステルを使用しています。