不思議の国のアリス展(https://alice.exhibit.jp/about/ 英国・ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)で開催された)が日本に来ました。(Alice:Curiouser and Curiouser 展)そこで、挿絵のテニエルの原画——版画の原板を見て驚愕したのです!
細かすぎる!日本の誇る、浮世絵版画たち、それを超えてしまっている!銅版画のクオリティを、木版で出せるとは・・イギリスの職人の凄さです。この職人に敬意を表したい。小さい頃から、この挿絵で親しんできたアリスを、浴衣の注染技術で再現したい。アリスが、鏡の国に行こうと一歩踏み出しました。下の方では、テーブルクロスを引っ張って皆をひっくり返してる様子が。この技法では無理とされていた細かさ、繊細な雰囲気を出すことに成功しました。皆さんも向こう側、鏡の国に行ってみませんか。
デザイナー:芝崎るみ
大胆な構図ですが意外とおさまりよくしあがりました。ドレッシーに着こなしていただきたいと思います。モノトーンながら派手、仕立て構図によっては大胆に。ルイスキャロルの世界観を出して、帯を工夫してもいいし、オーソドックスにさらっと白い帯でキレイ目にスタイリングしても素敵です。麻の入った滝麻生地はシャキッとした感触、裾捌きも軽快です。
ルミロックストア店長:金子