136
2020
萩に御簾
長板
135
2020
菊菱
長板
134
2020
ひまわり
長板
105
2017
群鯨図
注染
86
2014
オリンピック
注染
84
2014
日本橋
注染
83
2014
七夕
注染
81
2014
菊と刀
注染
78
2013
柳にツバメ
注染
76
2013
千社札
注染
70
2012
ダチュラ
注染
68
2012
白雪姫
注染
66
2012
燕に楓
注染
64
2011
一角獣とマリア
手捺染
65
2011
江戸四十八
注染
63
2011
封印文様
注染
62
2011
赤い海
注染
61
2011
エヴァ三体
注染
57
2010
ヨッシャ
注染
55
2010
中華金魚
注染
54
2010
零戦
注染
51
2010
御用
注染
49
2009
夢二
注染
47
2009
利休
注染
45
2009
秋草にトカゲ
注染
43
2009
デーモン襲来(デビルマン)
注染
42
2009
シレーヌ(デビルマン)
注染
41
2009
明(デビルマン)
注染
40
2009
不動明(デビルマン)
注染
38
2008
時計
注染
35
2008
ジグザグ
絞り染め
34
2008
フラワーチルドレン
注染
33
2008
バッファロー
注染
31
2008
鍵
注染
30
2008
回転木馬
注染
29
2008
大百合
注染
28
2008
アザミ
注染
26
2007
バード
注染
25
2007
ライオン更紗
注染
21
2006
バラ線描き
注染
20
2006
目玉
注染
19
2006
街並み
注染
18
2006
群鶏
注染
16
2006
テェッカー模様
注染
15
2006
大金魚
注染
14
2006
サーカス
注染
12
2005
カマキリに露芝
注染
11
2005
傘に人
注染
9
2004
コウモリ
注染
7
2004
鉄条網
注染
6
2003
ドラゴンと姫
注染
4
2003
カラス
注染
3
2003
大海老
注染
2
2003
麻の葉
注染
「注染(ちゅうせん)」という染め方は、
藍で染めていく「長板染め」の技法の美学を、漬け染めではなく、重ね染めに応用した技法です。コンパクトな加工所で、4人分づつ染めます。
白場を残す意匠も得意で、最後は水洗いして仕上げます。
かつて隅田川沿いにも多く工場があり、100年前ー少なくとも50年前には、川沿いで
染まった反物を水洗いする光景がみられたものです。
私が注染ゆかたに取り組んだのは1993年ですので、およそ30年まえになります。
今は亡き「村山染工場」にて染めてもらいました。
名古屋の趣味人が、料亭で宴会をするということになり、お揃いゆかたを30人分くらい染めたと思います。今でもよく着る、紺白のリラックスする柄です。
次第に型紙もつくるようになり、凝った柄に挑戦していくこととなります。
「月にドクロ」、「コウモリ」、「隼」
これらの柄はご注文の図案になります。
バンドのプロモーションに、引越しの記念用として、鳥好きの方にお願いして考えたもの。
「回転木馬」、「バンビ」 なども初期の柄。粋な柄と可愛い柄、両方とも大事です。
「印刷革命」、「石川五右衛門」、「助六」などは、染の技法を十分に生かした面白い図案になったと思います。
また、今年の「鏡の国のアリス」「小栗判官」の細かさは、びっくりするほど良く染まり、
注染の限界を超えた不思議な仕上がりになりました。
「裏も表もございません」
注染の世界はまだまだ深く、広がりがあります。
てぬぐいに、ゆかたに。
皆様の生活に寄り添い、笑いと勇気をお届けできたらと思っています。
2023年3月 ルミロックデザイナー 芝崎るみ